「ビジネスチャットツールの導入を検討しているけど、無料と有料どちらを選べばいいかわからない」
このように思っていませんか?
有料と無料であれば、無料を選びたいと思いますよね。
しかし、ビジネスで使うものだからこそ、無料のツールを使っていいものか不安になるはず。
そこで今回の記事では、無料・有料それぞれのビジネスチャットツールに、どのような違いがあるのかを紹介します。
オススメのツールも紹介するので、記事を読み終わった後、一体何のビジネスチャットツールを使えばいいのかわかるはず。
ビジネスチャットツールの導入を検討している方にとって必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
無料のビジネスチャットツールと有料ツールの違い
ビジネスチャットツールとは、ビジネス用途に特化したチャットツールのことです。
LINEなどのチャットアプリを、ビジネス版に変えたとイメージすると分かりやすいでしょう。
そんなビジネスチャットツールですが、無料で使えるプランと有料で使えるプランが設定されています。
有料と無料の違いは、「使える機能の多さ」です。
それぞれのツールによって多少変わりますが、制限されている機能は似ています。一例をあげますと、以下の要素になります。
- ビデオ通話の人数
- 保存領域の容量
- グループチャットの人数
では、それぞれの要素について詳しく紹介しましょう。
ビデオ通話の人数
無料のプランでは一対一のみの通話がほとんどですが、有料プランになると複数人でのビデオ通話が可能になります。
保存領域の容量
保存領域とはストレージのことで、無料プランではストレージに限度が設定されています。
つまり、ある一定量のメッセージを蓄積すると、過去のメッセージが次々に消されてしまうわけです。
有料プランにすると、ストレージを増やしたり、無制限に使ったりできます。
グループチャットの人数
無料プランでは作れるグループチャットの数に制限がかけられていますが、有料プランでは無制限であったり、無料よりも作成可能数が多かったりします。
無料と有料どちらにすべき?
ここまではビジネスチャットツールの無料版と有料版、一体どこが違うのかを紹介してきました。
では無料と有料のうち、選ぶとしたらどちらにすれば良いのでしょうか。
結論からいいますと「会社の規模」で考えるのが合理的です。
有料版と無料版の違いはいろいろありますが、結果的には「多人数に対応しているかどうか」に帰結します。
会社の規模が小さかったり、取引相手が少なかったりすれば、制限のかかった無料版でも問題なく使えます。
一方、会社の規模がそれなりに大きい場合は、無料の機能のままでは対応人数が足りません。
ビジネスチャットツールを使う意味がなくなってしまいます。
会社の規模を考慮して無料版と有料版どちらにするのか決めれば、後悔のない選択になるでしょう。
最強の無料ビジネスチャットツールとは
ここまでは無料と有料のツール、どちらにすべきかを紹介しました。
会社の規模によって決めれば良い、とお伝えしましたが、「会社の規模はそれなりにあるけど、どうしても予算的に有料は使えない」場合もあるはず。
そんな方に朗報です。実は有料のビジネスチャットツールの性能を持ちながら、無料で使えるものが存在します。
そのツールとは「Mattermost」です。
これを使えば、予算をかけずに大人数でビジネスチャットツールを使えます。
「Mattermost」とは?
突然ですが「Slack」というビジネスチャットツールをご存知でしょうか。
今や世界中で使われているビジネスチャットであり、日本の大手企業も多数使っています。
なぜこんなに使われているのかと言うと、カスタマイズ性が高いから。
様々な事情に合わせてツールの使い勝手を変更できるため、かゆいところに手が届くと多くの企業に人気なのです。
そんなSlackですが、大人数で使うとなれば有料プランにしなくてはいけません。
ユーザーごとに課金されるため、規模の大きい会社になるとかなりの予算を必要とします。
前置きが長くなりましたが「Mattermost」は、無料で使えるSlackなのです。
一部ユーザーから「Slackはすばらしいビジネスチャットツールだが、あえて弱点をいうなら大人数で使う時に課金を必要とすることだ」と言われています。
その「最大の弱点」をなくしたのが、Mattermostです。
導入するためには自社のサーバーを準備する必要があるうえ、Mattermostにも運営サポートを強化できる有料プランは存在します。
しかし、ツールの機能そのものは、オープンソースなので無料で使えます。
有料か無料か、どちらを使えばいいのかわからないと考えている方は、Mattermostを使うと後悔のない選択になるはずです。
まとめ
今回は無料のビジネスチャットツールと有料のツールの違いを紹介しました。
両者の違いは機能が制限されているかどうかという点です。
もっと言えば、多人数利用に対応しているかどうかといってもいいでしょう。
そして、両者のいいとこ取りをしたのがMattermostです。
何のツールを使えばいいか迷っているなら、まずはMattermostを検討してみてはどうでしょうか。