はじめに
こんにちは、エンジニアの mori です。
前回の記事(「ビジネスチャットツール(Mattermost)を爆速で構築してみよう」)で紹介したMattermostOmnibus機能で、1時間程度でビジネスチャットの導入ができるようになりましたね。
今回は、Mattermostをインストールした後に、最低限やっておくべき設定についてご紹介したいと思います。
俗に言う、「必須設定」というやつですね。
必須設定
1.DB接続情報
Mattermostを起動するにあたって、まず、最初に必要なのがDB接続設定ですね。
MattermostOmnibus機能では、自動で設定されますが、オンプレ構築の場合は必須設定です。設定しないとMattermostが起動しません。
DBの接続情報はサーバ側の設定ファイル(config.json)を直接修正します。修正内容はインストールガイドを参照ください。
2.サイトURL
サイトURLはリダイレクトやユーザの招待時のメールなどに利用されます。
システムコンソールの「環境」-「ウェブサーバー」から設定します。ウェブサーバーの一番上の「サイトURL」の項目です。
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MattermostOmnibus機能ではインストール時に入力したドメイン名がサイトURLに設定されます。(この画面で設定した値です)
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3.日本語設定
Mattermostが起動できる環境設定ができたら、まずは日本語化を行いましょう。
システムコンソールのメニューから「Localization」を選択します。
Default Server Language/Default Client Languageにおいて「日本語」を選択します。
Available Languagesで「日本語」「English」を選択します。
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次に、チームに移動します。メニューからAccount Settingsを選択します。
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Displayを選択し、Languageの項目で「日本語」を選択し、「Save」をクリックします。

すると日本語化ができました。
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4.SMTP
ユーザの招待、メンションの通知などメール機能は必須と言えるでしょう。
システムコンソールの「環境」-「SMTP」から設定します。SMTPをはじめとするメールサーバの情報は適宜修正してください。
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5.通知
SMTPを設定し、メールを送信できるようになったら、忘れずに「通知」設定をしておくようにしましょう。送信元アドレスなどは変更しないとスパム扱いされて届かないかもしれませんので。
通知の表示名、通知の送信元電子メールアドレス、通知のReply-Toアドレスあたりを設定しておけばいいでしょう。
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これを実施しておけば最低限は動く環境ができるのではないかと思う5つの設定を紹介しました。
他にも、カスタム絵文字の有効化や多要素認証による2段階認証を有効にすることでセキュリティを高くすることもできます。
今後も新機能や設定に関する情報を発信していけたらと思います。
さいごに
最後に、弊社D-makeでは、ビジネスチャットツールであるMattermost導入支援サービスを行っております。ビジネスチャットの導入・検討されている方はご気楽にご相談ください。
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