どーもこんにちはhorikiです。
トークイベント「DDDで開発したサービスを5年間運用した結果」に参加してきました。そのレポートとなります。
おことわり
このレポートは非公式なものです。
勉強会の内容を自分なりに解釈したものとなりますので、誤りがありましたらご指摘ください。
また所属企業・部門見解を代表するものではありませんのでご了承ください。
お伝えしたいこと
- これから新規システム開発しようとしている人には刺さる部分があるかも。
- YouTubeがアップされているので興味もたれた方はみてみてください。
このイベントについて
株式会社メタップスホールディングスがcommpassにて定期的に開催しているトークイベント「多分動くからリリースしようぜ!」のうちの1回。今回のテーマは「DDDで開発したサービスを5年間運用した結果」
youtubeアーカイブ:https://www.youtube.com/playlist?list=PLix9F2Itef0HX3LUZJS0EyzAGThDPxtWB
参加目的
- 私自身の経験としてプロジェクトにてDDDに取り組もうとし失敗した経験あり。
- 実際にDDDで開発して、しかも運用してるということで、貴重な話を聞けそうだったので参加した。
トークイベントに参加して学びになった部分
- サービス開発時時は小規模で、技術選定も一人でできた。
- 私自身がDDDやろうとして失敗したプロジェクトは比較的大規模なプロジェクトであった。そのため、周りの理解を得るのが難しいとは感じていたので、小規模の方がやりやすいのかなと思った。
- 実装もひとりだったので開発メンバーの訓練が必要なかった
- 上の項目とも繋がるが、DDDの実戦には教育コストも必要になる。特にDDDとセットで語られることの多いアーキテクチャを採用するとなおさら。
- コアなビジネスロジック以外はDDDで実装はしていない
- 全部DDDで実装するのは開発も要件出す側(DDD文脈ではドメインエキスパート)もしんどい。だから、本当に重要(DDD文脈では金を生む)ところ以外はDDDでやらないのは、理にかなっているなと思った。けれども、本当に重要というドメインをどう見つけるかも、ドメインへの理解が進まないとでてこないかとは思うが。
- 仕様変更に柔軟に対応できた
- 認証とユーザ情報を別ドメインとして設計していたお陰で柔軟に仕様変更に対応できたとのこと。DDDで設計すると変更が容易になるとよく聞いていたので、一つの実証例かなと思った。
感想
- やはりDDDを取り入れやすいプロジェクトと取り入れにくいプロジェクトがあるのではないかというのが第一の感想です。
- 特に既に成長しているプロジェクトに適用するのは、教育コストなどの問題で難しいかなと。やるとしたらその中でもコアなビジネスロジックに絞り、かつ関係者も絞るほうが薦めやすいのであろうなと感じました。
- 小規模でなくなった今もコアな部分はDDDで進めているそうなのですが、教育みたいな部分はどうしているのかなと気にはなりました。
さいごに
- 以上トークイベント「多分動くからリリースしようぜ!」の「DDDで開発したサービスを5年間運用した結果」のレポートになります。
- トークイベント「多分動くからリリースしようぜ!」は定期的にトークイベントを開催しているようなので興味ある方は参加してみてください。
- 過去の配信もyoutubeに残っているので興味ある方は是非ご覧ください。