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Webサイトってどんなものがあるの?用途や目的別に解説します!【Webサイトに関する基礎知識シリーズ】

こんにちはディーメイクでwebデザイナーをしている鈴木です。
突然始まりました【Webサイトに関する基礎知識シリーズ】です。

このシリーズはWeb制作の現場でよく使われる言葉や
基本的な知識などをざっくりとまとめてみたいと思います。

しっかりとした知識を身につけたいというよりは
これからWebサイトについて知りたいといった方向けの浅い記事になります。

初回となる今回はWebサイトの種類について
用途や目的などさらっと解説したいと思います。

目次
  1. Webサイトの種類
  2. それぞれのサイトについて
  3. まとめ

1.Webサイトの種類

サイトの種類はたくさんありますが
基礎知識としては下記程度知っていれば大丈夫だと思います。

  • コーポレートサイト
  • ブランディングサイト(ブランドサイト)
  • サービスサイト
  • ECサイト
  • ポータルサイト
  • プロモーションサイト
  • LP(ランディングページ)
  • 採用・リクルートサイト
  • メディアサイト
  • オウンドメディア

それぞれが全く別というわけではなく
一つのサイトがいくつかのサイトを兼ねていたり含まれていたりします。

補足

今回は一般的によく聞くサイトを意識的に選んでみました。
そのため、イントラサイトのようなクローズドなサイトや
ポートフォリオサイトのような個人的なサイトなどは外しています。

2.それぞれのサイトについて

それぞれのサイトの概要や目的について簡単にまとめてみたいと思います。

コーポレートサイト

概要

コーポレートサイトとは企業の公式サイトのことです。
自社についての情報をまとめたり、お知らせなど情報を発信したり
ネット上での会社の顔のになるサイトです。

目的

自社についてより良く知ってもらうことが目的です。
また、お知らせや採用についての情報など
企業の情報発信としての役割も持っています。

主な内容

会社概要、沿革、アクセス情報、サービス内容、お知らせ、採用情報、お問い合わせ 等
最近では会社についての情報だけではなく、会社の代表や働いている人などを掲載し
中の人が見えるようなコーポレートサイトも増えています。

ブランディングサイト(ブランドサイト)

概要

ブランディングサイトとは企業や商品、サービスなどについて
魅力や価値を高く認知してもらうためのサイトです。
デザインやコピーなども、それぞれのブランドのイメージを重視した作りになっています。

目的

ブランドのイメージを構築し、ブランドの価値を高め
ブランドとしての魅力を強化し、競合と差別化することが目的になります。

主な内容

ブランディング対象の情報やコンセプト 等
企業や商品、サービスなど 紹介する対象について
魅力や価値を印象的に伝える内容を優先的に掲載します。

サービスサイト

概要

商品やサービスについて、購入や利用を検討している顧客対し
より詳細な情報や魅力を伝え、コンバージョンに繋げることに特化したサイトです。

目的

商品やサービスを購入、または利用してもらうことが目的です。

主な内容

詳細情報、Q&A、関連する情報や利用者の声 等
購入や利用を後押しするようなコンテンツを掲載しているサイトも多くあります。
直接、購入や利用等できるようになっているとコンバージョンのアップにも繋がります。

ECサイト

概要

商品やサービスを販売できるように作ってあるサイトのことです。
ECはElectronic Commerceの略で電子商取引のことです。
自分たちでECサイトを作る以外にも、Amazonや楽天のようなモール型のECサイトもあります。

目的

ネットを介して商品やサービスを購入してもらうことが目的になります。

主な内容

商品一覧、商品詳細などショッピングに関するページ以外に
プライバシーポリシー・利用規約・免責事項・特定商取引法に基づく表記なども掲載します。
また、特典やレビューなどエンゲージメントを高めるようなコンテンツを掲載するサイトも多くなっています。

ポータルサイト

概要

Webページアクセスする際に最初に訪れるサイトのことです。
ポータルとは玄関や入り口という意味になります。
代表的なものにYahoo!やgoogleなどがあります。
目的別(飲食店を探す、不動産情報を探すなど)のポータルサイトもあります。

目的

ユーザーがさまざまな情報にアクセスできることが目的になります。

主な内容

メインは検索機能になると思いますが
さまざまな情報を得られるようなニュースや記事
広告などが主なコンテンツになります。

プロモーションサイト

概要

特定の商品やサービスのプロモーション(宣伝)をするためのサイトです。
ブランドサイトより宣伝に特化してるため
期間限定や縦長1ページなどコンパクトな作りのサイトも多いです。

目的

話題性やイベント性などで広く認知してもらい
商品やサービスの購入や問い合わせをしてもらうことが目的です。

主な内容

商品やサービスの紹介が主な内容になりますが
SNSに拡散しやすいようなコンテンツを掲載するサイトも多くあります。

LP(ランディングページ)

概要

ランディングとは着地の意味で、ユーザーに着地=アクセスしてもらうことに特化したページです。
その為、SEOを意識して情報を掲載し、より詳細なサイトやECに誘導する作りになっています。
基本的には1ページで作ります。

目的

アクセスしてもらうことが目的です。

主な内容

基本的に1ページなので、サイトによって掲載内容は異なります。
概要的なことやコンバージョンのための導線(リンク)訴求コンテンツなどを
SEOを意識して載せるべき内容を決めていきます。

採用・リクルートサイト

概要

コーポレートの採用情報とは別に、採用を目的に作られたサイトです。
企業や店舗が欲しい人材を確保するために作ります。
通年のサイト以外に新卒向けに期間限定で作成されることもあります。

目的

求職者が知りたい情報を効率よく伝えることで
効果的なマッチングに繋げることが目的です。

主な内容

職種や待遇などの求人情報の他に、
すでに働いている人のインタビューを載せたり
実際に働いたらどうなるかイメージができるようなコンテンツなど
求職者が安心して応募できるような内容も掲載していることが多いです。

メディアサイト

概要

メディアサイトとは記事や動画などで情報を発信することに特化したサイトです。
幅広くニュース掲載してたり、専門記事に絞って深く記事を集めたり
サイト毎に特色を持って作られています。

目的

情報を目的に人を集めることで
広告料を得たりコンバージョンに繋げることで収益を得ることが目的です。
有料サイトなどで情報そのもので収益を得ているサイトもあります。

主な内容

ニュースやコラムなどの記事や動画が主なコンテンツになります。
それに記事一覧や検索をつけることで使いやすくします。
広告やコンバージョンのための導線がつくことが多いです。

オウンドメディア

概要

オウンド(owned)とは所有するという意味で
オウンドメディアは企業などが自社で所有するBlogやメディアサイトを指します。
自社についてや自社の商品やサービスなどについての情報を発信します。

目的

広告的な目的もありますが、ファンの獲得やファンの囲い込みも大切な目的になります。
また最近ではユーザーの行動を把握することでマーケティングとしての目的を持つ場合もあります。

主な内容

端的に言えば、顧客が知りたいと思うことや
企業が顧客に伝えたいと思うことがコンテンツになります。
情報を蓄積し、SEO対策としてやマーケティングの材料としても利用されます。

3.まとめ

今回はサイトの種類についてさらっと説明してみました。
ここに書き出したサイトは、Webに関わる仕事をしていると
比較的よく出てくるサイトになります。

制作会社や担当者と話をする際に、基本的なサイトの種類について知っていれば
話はよりスムーズにできると思います。

ただしサイトを作る理由は一つとは限りませんし
一つのサイトが複数の種類を兼ねていることも多いです。

大切なのはサイトの種類を分類できることではなく
どんな目的でどんなサイトを作りたいかを
しっかり理解することだと思います。

こちらの記事もチェック!

SEO対策やGoogleアナリティクスGA4の設定についてはこちらを是非ご覧ください。

WEBサイトのデザインについてはこちらをご覧ください。


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